こんにちは!Kaoriです。
カナダの現地企業で働いていると、日常会話では使わないような単語やフレーズが飛び交います。
中には、この表現がこんな意味になるのか!といった面白いものもあります。
本日は、先日初めて耳にしたフレーズ「put ~ on the back burner」について解説します!
実際の使用シーン
下記が、私とチームメンバーの実際の会話です。
文脈からフレーズの意味を予想してみてください!
I think we can launch the kitchen products first and reconsider the gardening items for our second launch. What do you think?
I agree! We can put the gardening items on the back burner for now and consider it again for launch once the kitchen products start selling.
Sounds good!
新規発売を検討している商品のうち、採用するのはキッチン商品だけにして、
ガーデニングアイテムは次回のローンチの際に再検討しようと提案した際のメッセージです。
put ~ on the back burner の意味と解説
さて、なんとなくフレーズの意味は予想できましたでしょうか?
私が初めてこのフレーズを聞いた時は、会話の文脈からなんとなく意味は理解できましたが、
そんな表現もあるのか!とニヤッとしてしまいました(笑)
put ~ on the back burnerは、直訳すると「〜を後列のコンロに置く」となります。
料理中、優先しない品を奥側のコンロに置き、優先しているものを前のコンロに置くというイメージです。
(おそらくコンロの前の方は、後ろよりもよく焼けるのだと思っております。)
上記の意味から転じて、「〜を後回しにする」という意味になります!
「重要でないもの」「急がないもの」の優先順位を下げるということです。
動詞のputと使うパターンが圧倒的に多いですが、その他にもbe動詞やleaveとも一緒に使えます。
例文
put ~ on the back burnerはビジネスだけでなく、日常会話でも使用できるカジュアルなフレーズです!
- Let’s put this project on the back burner and focus on the new project for now!
このプロジェクトは後回しにして、今は新しいプロジェクトに集中しましょう! - We would all have to leave our plans on the back burner for a while to deal with this problem.
この問題に対処するため、しばらくは私達の計画は後回しにしなければならないでしょう。 - I put my assignment on the back burner while I concentrate on practicing piano for upcoming concert.
私は次のコンサートに向けてピアノの練習に集中している間、課題を後回しにしました。 - Her career has always been on the back burner because her children’s well-being is more important to her.
彼女にとって子どもたちの幸福がより重要であるため、キャリアは常に後回しにしてきました。
なんと便利!「back burner」は、動詞としても使えます。
- The project has been back burnered.
プロジェクトは後回しになりました。 - We back burnered this project to prioritize our new project.
新しいプロジェクトを優先するために、このプロジェクトは後回しにしました。
面白い表現のフレーズが使えると、なんだか嬉しくなりますよね。
是非、会話に取り入れてみてください!
ではまた!